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この論文は、有限体上の関数体 F_q(T) における Chowla の非消失予想の類型を示します。著者は、q が 8 で割って余り 1 になる素冪であるとき、いわゆる「虚二次ディリクレ文字」χ に対して L(1/2, χ) ≠ 0 が「100%」成り立つことを証明しています。ここ
この論文は、Katz–Long–Moody(KLM)という代数的な畳み込み操作から自然に現れるエルミート(複素内積に関する)形式の符号を、簡潔に計算する閉じた公式を与えます。問題の状況はこうです。ブラウ群などに関連する表現(行列の組)と、円上の畳み込みパラメータを与えると、KLM
この論文は、有限体上の多項式環 F_q[T] におけるワリングの問題で、次数 d の冪の和として表せる個数について、期待される漸近公式を誤差項を含めて示します。具体的には、変数の数 n が 2d より大さいとき、体の標数 p が (d−1)^2 より大きく、有限体の位数 q が明
この論文は、二次元のアベリアン砂山模型(Abelian sandpile model, ASM)におけるバルク(内部)の相関関数を数値的に調べたものです。研究者たちは、ASMの大きな系での振る舞いが「対数的共形場理論(logarithmic conformal field the
要点を平たく言うと、著者は1次元のシュレーディンガー作用素について、負の固有値(結合状態のエネルギー)の絶対値の合計を抑える古い不等式の最良定数が 4/(3√3 π) であることを証明しました。これはライプ=ソロピンの1976年の予想の、1次元・指数1の場合に対する正しさを確定し
この論文は、非線形波方程式を低次元の力学系に還元して解析する方法をまとめたレビューです。著者らは、偏微分方程式(PDE)から旅する波(トラベリングウェーブ)の変形や対称性の利用で常微分方程式(ODE)や有限次元の力学系に変換し、そこで見える位相空間の構造と元の波の関係を明らかにし
この論文は、与えられた十分に滑らかな「時間変化する一粒子密度」に対して、それを生み出す外部ポテンシャルが存在し、(時間に依存する定数を除いて)一意であることを証明しました。つまり、多体シュレーディンガー方程式の解が指定した密度を与えるように外部ポテンシャルを選べる、という逆問題に
この論文は、単一ノードのメモリに収まらない極めて大きな線形計画(LP)問題を、複数のGPUを使って分散的に解くシステム「SHARDLP」を紹介します。研究者たちは行列データと解の内部状態(プライマル・双対状態)を計算開始から出力まで分散保持することで、どの段階でも1台のノードに完
研究の主題は、外部ポテンシャルのあるクライン–ゴルドン方程式(質量を持つ実数スカラー場)の量子化で得られる「表現」が、質量やポテンシャルを変えたときに同じままかどうかを調べることです。著者らは、場の時間ゼロの演算子を表すウィル表現(Weyl 表現)という数学的な記述が、質量が変わ
この論文は、エルドシュ—ソス(Erdős–Sós)予想の「密なグラフ」場合を証明します。予想は簡単に言うと次の通りです。頂点数が n のグラフが (k−2)n/2 を超える辺を持てば、それは必ず頂点数 k の任意の木を含む、というものです。著者らは、任意の正の定数 γ に対して、