高エネルギー物理実験日本語公開済み
トップクォーク崩壊で探す「軽い荷電ヒッグス」—チャームとストレンジへの崩壊をCMSが調べる
arXiv: 2604.27795v1
この論文は、荷電ヒッグス粒子(H±)という新しい粒子が存在するかを、トップクォーク対(tt̄)事象の中で探した結果を示します。研究者たちは、片方のトップクォークがH±とボトム(b)クォークに崩壊し、もう片方が標準模型のWボソンとbに崩壊する場合を調べました。H±はチャーム(c)とストレンジ(s)という軽いクォークに崩壊すると仮定し、陽子―陽子衝突データ(質量エネルギー√s = 13 TeV)に基づく138 fb−1のデータで解析を行いました。観測された事象数は標準模型の予測と一致し、信頼区間95%でいくつかの上限が設定されました。